引用元:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140319/tky14031923100002-n1.htm
原発避難者「都内に住み続けたい」都に要望
2014.3.19 23:09
東京電力福島第1原発事故により福島県から武蔵野市内に避難している人を中心につくる「キビタキの会」が19日、都庁で会見し、都営住宅などの避難先に「今後も住み続けたい」と訴えた。会は同日、都の猪口太一都内避難者支援課長らと面会、複数年の入居延長や都の独自判断での入居延長を要望した。
都によると、災害救助法に基づき、避難者を都営住宅などの応急仮設住宅に無償で受け入れている。入居期間は2年だが1年を超えない範囲で延長でき、福島県の要請で平成27年3月までは入居が決まっている。寺島暁会長(57)は「生活がやっと落ち着いたところ。場所を移れば、また一から始める不安がある」と話した。
猪口課長は取材に、「法の枠組みと福島県の要請に基づいてやっている。県の要請があれば対応する」と説明。「今後も避難者の意向は受け止めていく」としている。