2014年5月19日

院内集会のお知らせ

東京都に避難されている皆さんへ
原発事故避難者の安定的な居住を求める復興庁との懇談会参加のお願い

 新緑がここちよい季節となりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

 私たち「キビタキの会」は、都内に住む原発事故避難者の団体です。今年2月東京都から、今後の生活に関するアンケートが送付されましたが、居住先予定については、今の住宅に住み続けたい住民にはどう回答してよいか困惑する内容があり、避難者同士が連絡を取り合って、これからの対応を考えていこうと2月28日に発足しました。

 さる3月19日(水)には東京都の都内避難者支援課との懇談会を持ち、安心して今の住まいに住み続けたいと訴え、担当課職員が「居住期間が来年3月で終わると決まったのではない。アンケートで不安を与え申しわけなかった」と述べるなど有意義な意見交換ができました。その後、東京都から避難者に送られているニュースレターにも懇談の内容が記載されました。
 また、マスコミ各社やインターネットのメディアでも報道していただき、これまで自分の思いを社会に訴えることを躊躇していた避難者の方から「励まされた」との声も届いています。

 しかし、避難者の安定的な居住の確保に関しては、現状では東京都や自治体の対応では困難であることもあらためて明らかになりました。そこで、国の担当省庁である復興庁の担当者に避難者の思いを伝え、現在の災害救助法による居住の支援では生活は不安定であることを伝え、子ども被災者支援法の基本方針の見直し、もしくは新たな立法措置も含めた抜本的な対策を要望していきたいと思います。
 つきましては、ぜひ、懇談会にご参加いただき、一緒に避難者の率直な声を復興庁に届けていけるよう、ご案内申しあげます。

                       記

◆と き:6月9日(月)午前11時から
  受付は午前10時30分から(係が、参議院議員会館ロビーにてご案内します)
  
◆ところ:参議院議員会館  B103会議室
    
◆当日は、11時から12時30分まで復興庁及び内閣府との担当者との懇談を予定しています。どなたが参加されるかは現在交渉中です。また多少時間が短縮される可能性もあります。

◆終了後、同じ部屋で12時30分から記者会見も行いますので、同席できる方はお残りください。

◆お子さま連れの方もぜひご参加ください。
スタッフを配置したいと思いますので、6月1日(日)までにお子さまの人数・年齢・性別をお知らせください。

*その他詳細については、事務局:090-1212-8411(山本)までお問い合わせください。