2019年12月19日

「原発事故避難者の実情を知る会」開催報告

10月27日に開催した「原発事故避難者の実情を知る会 ~避難者の住宅と人権を考える~」の報告です。

◆避難の協同センター事務局長 瀬戸さんの資料を交えたお話、原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)幹事 熊本さんの体験に基づくお話が語られ、どちらもとても具体的な真剣なお話で参加者は聞き入っていました。質問コーナーも話し手以外に7人が手を上げられ「率直でよかった」と何人もの方が言ってくださいました。

◆一方で現在「避難者は経済的に恵まれていると思っている」という誤解を持つ方もいまだ一定数いらっしゃることもよくわかりました。これから家賃の2倍請求、区域内避難者の課題など伝えることがたくさんあり、取り組んでいこうと思っています。

◆事前宣伝は街頭などではなかなか大変で、どう伝えるか課題があります。

振り返ってみれば、いつも以上に一緒に運動やイベントを取り組んでいる人のご参加が多かった印象です。本当にありがとうございました。

2019年10月3日

キビタキの会ニュースレター第9号(2019年10月)を発行しました。PDFをダウンロードしてご覧いただけます。

キビタキの会ニュースレター第9号(2019年10月):PDF

2019年10月2日

集会のご案内:
原発事故避難者の実情を知る会
~避難者の住宅と人権を考える~

原発事故から8年半が過ぎました。武蔵野市へ原発事故によって逃れた方は「キビタキの会」をつくり、安心できる生活にために行動してきました。一方で国家公務員宿舎へ自主避難した住民の中で住宅に困っている方に対して家賃の2倍請求がのしかかってきました。福島県内の強制避難地域に関しても再編の波が押し寄せています。

原発事故によって避難者は、その住宅や人権は、どうだったのか、これからどうなるのか、実情を知って考えてみませんか。東京都内への避難当事者・広域団体の事務局長それぞれの現状と思いを語っていただきます。武蔵野市へ避難した方の状況も報告します。どうぞ、ご参加ください。

◆タイトル:
原発事故避難者の実情を知る会
~避難者の住宅と人権を考える~

◆日時:
2019年10月27日(日)14:00~16:30(開場13:30)

◆会場:
武蔵野市民会館 2階講座室
(JR武蔵境駅から北へ徒歩5分)

===話す人====
◎熊本美彌子さん:原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)幹事
「避難者のおかれている現状」
◎瀬戸大作さん:避難の協同センター事務局長
「原発事故避難者を追い詰めた期限を決めた避難の強制」

◆お申込み:キビタキの会(担当:山本)
電話: 090-1212-8411
メール: kibitakinokai@gmail.com
(会場スペースの都合上、事前にお名前と人数をお知らせください)

◎主催:キビタキの会
◎共催:武蔵野の住環境を考える会

武蔵野市内の避難者数(2019年9月20日現在)

全国避難者情報システムによるものです。
「民間」は本人所有か賃貸かは不明です。

世帯数・人数

48世帯・88人

内訳

  • 緑町都営住宅:19世帯・39人
  • 民間 住宅 :28世帯・48人
  • 一般 家庭 : 1世帯・1人

2019年5月31日

武蔵野市内の避難者数(2019年5月28日現在)

全国避難者情報システムによるものです。
「民間」は本人所有か賃貸かは不明です。

世帯数・人数

50世帯・92人

内訳

  • 緑町都営住宅:20世帯・41人
  • 民間 住宅 :29世帯・50人
  • 一般 家庭 : 1世帯・1人

これまでの経過と避難者数の推移については2018年11月発行のニュースレターをご覧ください。