2016年6月3日

原発事故避難者の住まいの安定を求める東京都との話し合い 取材のお願い

報道各位

キビタキの会

日頃は市民のために幅広い情報提供を行う取材・報道活動にご尽力いただき、感謝申し上げます。

私たち「キビタキの会」は都内に住む原発事故避難者の団体です。2014年2月より、避難者の安心できる生活のために政府関係機関や福島県・東京都との話し合いを重ねてきました。

原発事故による自主避難者への住宅の無償提供が2017年3月で打ち切られることに対して、キビタキの会は昨年10月より「避難先にとどまる原発事故避難者の住まいの安定を求める署名」を与呼びかけ、全国から寄せられた2952名の署名を12月15日、福島県避難者支援課に提出し、福島県への帰還を選ばない避難者が避難先で住み続けることのできる対応を要望いたしました。

しかし、12月25日に福島県から示された2017年4月以降の「総合的支援策」は、期間が2年間、家賃補助の対象も限定され、初年度最高で3万円・次年度最高で2万円という避難者の生活の実情からかけ離れたものでした。これでは意に沿わない福島への帰還を強制されることになりかねません。

そこで、多くの避難者が都営住宅などに住んでいる東京都において、都内避難者支援課及び都営住宅にかかわる担当課と、都営住宅に住み続けることを希望する避難者への支援策について話し合いを持つことにいたしました。

つきましては、下記の通り、話し合い及び記者会見(個別取材を含む)を行いたいと思います。ぜひ話し合いの内容や避難者の思いを取材していただきたくお願いいたします。

◆とき:6月7日(火)
午前10時30分から12時:話し合い
12時から:記者会見または取材
*午前10時から都庁第2本庁舎1階総合案内付近でスタッフがお待ちしています。

◆ところ:東京都庁209会議室

  • 午前10時半から11時50分まで東京都との担当者との話し合いを予定しています。
  • 6月7日は都議会本会議で知事への代表質問が行われるため、記者クラブは記者会見に参加できない旨、連絡を受けています。通常のプレスルームが使用できないため、話し合いのあと都庁内において記者会見を行うまたは取材を受けることができるよう調整中です。また、話し合いにメディアは同席できますが、動画撮影は都庁より遠慮してほしいと要請されています。取材にお越しいただける場合は、お手数ですが事前のご連絡をお願いします。

話し合い・記者会見に関するお問合せ

キビタキの会 事務局
090-1212-8411
yhitomi815@gmail.com
担当:山本